全国銘木展示会。伐採と剪定について
毎年恒例で訪れる全国銘木展示会に行ってきました。
場所は岐阜銘木協同組合です。
原木の相場がわかるので勉強になるのと
巨木が見れるので毎年来ています。
木材のセリ風景
ケヤキ玉杢の一枚板 これは三桁ですね。
原木置場 この場所はケヤキばかり500本以上ですね。
ケヤキの巨木 これも間違いなく三桁
これは目標にしている空師さんが伐ったケヤキ。
赤くていい木ですね。これも三桁ですね。
そして黒柿の孔雀杢
ここに来ると知り合いの銘木店の人達と会えるので
いろんな情報が入ります。
伐るだけでなくそれをどうするかが重要でこれから
商売として生き残っていくためには大切です。
さて今年もあと数日です。
仕事も昨年以上多くなり人員の確保に苦労しましたが
無事大きなケガもありませんでした。
ただ個人的には仕事を手伝ってくれていた父親が亡くなり
今後の事、人生について考えさせられる年になりました。
来年は今年以上に頑張ろうと思います。
今回はよく聞かれる伐採・剪定についてお話をしようと思います。
伐採について
伐採とは木を伐る作業のことです。根元から伐り倒すのも、木に登り上から少しずつ伐っていくのも、ラフタークレーン車で吊りながら伐るのも作業方法であり最終的に切り株になることを伐採といいます。
伐る時期については特にありませんがケヤキの大木など銘木になりそうな木は秋から2月か3月までに原木市場に出材したほう買手多いのでいいとおもいます。作業する立場からしますと落葉樹などは葉っぱが落ちてからのほうが樹冠がわかりやすく作業しやすいです。
剪定について
剪定とは庭木の枝を目的に合わせて切る作業のことです。樹形を整えるために整枝することや枝が混み合っているのを少なくして風通しを良くすることもいいます。剪定は樹木の種類により最適な時期がありますのでそれに合わせて作業しますと木に負担が少なくなります。それと樹木の種類により数年すれば元のように伸びてしまいますので定期的な手入れが必要になります。
まとめ
目的や後々のこと見据えて伐採か剪定を選ぶことが大事かと思われます。